こんにちは。
千葉県で木の家づくりをしている国松工務店の山岸です🏠
東北での地震のニュースを見て、
「もし今、この家で大きな地震が起きたら…」
そんな不安を感じた方も多いのではないでしょうか。
特に、築年数の経ったご実家に親御さんが住んでいるという方から、
最近とても相談が増えています。

💡 なかなか進まない「耐震補強」という現実
本格的な耐震補強工事となると、
500万円〜1000万円以上かかるケースも珍しくありません。
・工事期間が長い
・住みながらの工事が大変
・費用面で現実的ではない
こうした理由で、
「安全にしたい気持ちはあるけど、踏み切れない」
そんなご家庭が多いのが現実です。
🏗 千葉県建築士会 夷隅支部で開発した「耐震シェルター」
そこで、私たちが所属する
千葉県建築士会 夷隅支部で開発したのが
この 「耐震シェルター」 です。
これは、家全体を補強するのではなく、
「1部屋を安全な空間にする」 という新しい地震対策。
寝室や、普段使っている一部屋を
鉄骨の柱と梁で囲い、倒壊から命を守る仕組みです。

🔧 工事の内容はシンプルですが、考え方はしっかり
施工では、
・床を一度はがし
・しっかりした基礎を新たに設置
・4本の鉄骨柱と梁で囲う
という流れで進めます。
完成後は、
もし建物が倒壊しても、その中に“安全な空間”が残る
という考え方です。
できた隙間から避難できる設計になっているのも特徴です⚠️
✨ 強度・安心について
この耐震シェルターは、
鉄骨構造で約3トンの荷重に耐える設計。
難しい構造の話は抜きにしても、
「きちんと計算された安全性」がある、
という点はとても大切だと思っています。
構造計算証明書付きなので、
感覚的な安心だけでなく、根拠のある安心です。
💰 気になる費用について
費用は、
・シェルターの面積
・同時に行うリフォームの有無
によって前後しますが、
おおよそ200〜250万円前後を想定しています。
大掛かりな耐震改修に比べると、
現実的な選択肢だと感じていただけるのではないでしょうか。
👨👩👧👦 こんな方におすすめです
・築30年以上の木造住宅に親御さんが住んでいる
・住み慣れた家で、できるだけ長く暮らしたい
・新築も考えているが、今すぐの安全も気になる
そんな方に、
「耐震シェルター」という選択肢をぜひ知っていただきたいです。
いすみ市、大多喜町、茂原市、勝浦市、御宿町で新築を検討される方は実家の耐震性能もチェックしてください。
地震対策とあわせて、長く安心して住むための重要なポイントです。
🎥 詳しくは動画でご覧ください
実際の施工の様子や考え方は、
文章よりも動画のほうが分かりやすいと思います。
ぜひ、下記の動画をご覧ください👇
「家族の命を守るために、今できること」
その一つとして、耐震シェルターを知ってもらえたら嬉しいです。







