熊本地震では住宅損壊 2万7千棟、いまだに熊本では3万7千人の方が避難されています、余震の回数が1000回を越し(1日70回の余震)厳しい生活をされていますので心配しております。
大震災時には『応急危険度判定』がおこなわれ、必要なものを持ち出したい住人、ボランティア、通行人などにステッカーで『暫定的な建物の安全性の目安』を示します。
(赤)危 険、
(黄)要注意、
(緑)調査済、使用可
建物に被害がなくても(赤)危険判定のステッカーを貼る場合があります
近隣の建物など倒れる可能や、余震で瓦が落ちてきそうな場合、屋上給水塔の落下、地盤の崩落など『人命にかかわる二次災害防止』のためにに貼ります。
建物が修理が可能か?長く安心して住める建物か?(罹災証明調査)とは全く別のお話になりますので最寄りの建築士さんの調査、相談が必要になります。
各県に『応急危険度判定士』という資格を持った建築士さんが2人1組のボランティアで行いますが 東日本大震災時も熊本地震も混乱がありましたので簡単にご説明させていただきます。
『応急』とありますので震災直後から数千棟の損壊建物を『少ない情報から緊急』に判定してステッカーを張っていきます。
(赤)建物に入ることは危険 (黄)建物に入ることは十分注意 (緑)建物は使用可と判定しますが
あくまで緊急に立ち入りが危険か要注意か立入可を暫定的に判定するものなのです。
まだまだ『応急危険度判定』について告知や宣伝が広まっておらず緊急時に誤解が多いのがこまります
大切なマイホームに(赤)危険と貼られた場合に『うちの家が全損壊判定された』と勘違され『まだまだ使えるじゃないか?』と心配しクレームが入り混乱します、特に災害時には不安になりますので誤解されないようご注意が必要です。
応急危険度判定士の建築士さんが被災された県市町村の依頼で仕事を中断して県外の被災地にボランティアで緊急で駆けつけます、尊い人命を二次災害から守るためにより多くの建物を『応急危険度判定』ができますようにご理解、ご協力お願いいたします。
被災された熊本の方が早く復興されるように前回の『たけのこ掘り』イベントのチャリティーお客様代表としまして来週に募金行ってきます。
『頑張れ熊本!負けるな熊本!』