――屋根に穴をあけないって、やっぱり安心ですね♪
山武市の自然に囲まれたZEH住宅の現場にて、LIXILの太陽光パネル「ラックレスRシリーズ」を設置しました。
今回の屋根材は、ギングロ色のタフラインSGL0.35(立平葺き・ガルバリウム鋼板)。
すがすがしい青空の下、職人さんがテキパキと設置していく様子はまさに頼もしい限りです!
さて、今回設置したLIXILの太陽光パネル、実はちょっと特別なタイプ。
屋根に穴をあけずに、“ハゼ”と呼ばれる屋根の合わせ目部分に金具をかませて設置する方式なんです。
「屋根に穴をあけないって、どういうこと?」
そんな疑問も含めて、今日はこの太陽光パネルのメリット・気になるポイントをわかりやすくご紹介します。

🔍ラックレスRシリーズのメリット3選
✅ 1. 屋根に穴をあけないから、雨漏りリスクが少ない
一番の特長はやっぱりこれ。
ハゼに専用金具をかませる方式なので、屋根にビス穴を開ける必要がありません。
将来的に太陽光パネルを外すことがあっても、屋根の補修なしでOK。
これはメンテナンス面でも、お住まいの寿命を守る面でも、とても安心できるポイントです。
✅ 2. 腐食に強い専用金具で、長寿命に貢献
取り付け金具には異種金属との接触でもサビにくい、特殊な亜鉛メッキ加工が施されています。
海に近いエリアや雨の多い千葉県でも、安心して長く使っていただける耐久性の高さが魅力です。
✅ 3. 国松工務店では屋根下地も15mmでさらに安心
通常は12mmの屋根下地ですが、太陽光設置を想定し、15mm厚の構造用合板を使用。
これは2019年の房総台風の被害を受けて私たちが見直した仕様です。
「見えないところにも手を抜かない」――そんな施工へのこだわりがここにもあります。

💡ちょっと気になるポイントも、事前に知っておくと安心です
どんな設備にも「特徴」はあるもの。
ラックレスRシリーズにも、知っておくとより納得して選べるポイントがいくつかあります。
🔸 1. 対応する屋根材が限られています
このタイプは、ハゼのある金属屋根(立平葺き)専用の取り付け方式です。
スレートや瓦屋根には使えないという制約はありますが、屋根材選びの段階でご相談いただければ問題ありません。
🔸 2.専用金具ははやや高めですが、屋根材が瓦などよりお求め安くトータル的に将来的の災害に安心です
専用金具や取り付け方法がしっかりしているぶん金具費用はほんの少し高めになることもあります。
でも、屋根に穴をあけないことで、将来の補修コストや雨漏りの不安がグッと減ると考えると、結果的には「長く住むための安心コスト」と言えるかもしれません。
🔸 3. 施工品質が求められますが、そこはお任せください
屋根にしっかりと取り付けるためには、下地の精度や耐久性が大切になります。
国松工務店では、通常より厚い15mmの屋根下地を標準採用し、施工強度にも自信があります。
この点が、私たちが「お客様に安心して任せていただける理由のひとつ」です。

🌿最後に
パネルの荷揚げ、金具の設置、取り付けの工程すべて、国松工務店の現場では一つひとつを丁寧に進めています。
見た目には目立たないかもしれませんが、
「こうした目に見えない部分にこそ、安心がある」――そんなことをお施主様に感じていただけたら嬉しいですね。
太陽光のある暮らしに興味がある方、
いつでもお気軽にご相談くださ~い。
