今回は千葉県いすみ市のM様邸で行った「和室の畳からフローリングへの張り替え工事」についてご紹介します。
昔ながらの和室も、暮らし方の変化に合わせて「フローリングにしたい」というご相談は最近とても増えています。今回はLIXILのラシッサDというフローリング材を使って、仕上がりも美しく、使いやすい空間に仕上げました。
🔧 工事のポイント:高さ調整が肝!
畳を撤去してフローリングを貼る場合、一番大事なのが「床の高さの調整」です。
M様邸は築年数も経っていたため、床下の状態や水平が現代の建物とは違い、3mm前後のズレがありました。
そこをしっかり調整するために、
・既存の畳を撤去
・根太(ねだ)で高さを微調整
・しっかり下地板を張って
・仕上げにラシッサDのフロアーを施工
という工程で作業を進めました。
🪚 仕上がりも大工の腕で美しく
床と壁が交わる「取り合い」部分では、大工さんが畳寄せとのすり合わせを丁寧に仕上げてくれました。細かい部分こそ、職人の手仕事の見せどころ。お客様からも「自然な仕上がりでとても良い」と嬉しいお声をいただきました!
🌟 LIXIL「ラシッサD」の3つのメリット
今回使用したLIXILのラシッサDフロアーには、見た目だけでなく性能面でも嬉しいポイントがあります。
代表的な特徴を3つご紹介します。
① 傷に強い・汚れにくい
表面に特殊なコーティングが施されていて、日常生活での引っかき傷や水汚れにも強いのが特長です。小さなお子さんやペットがいるご家庭にもおすすめです。
② 豊富なカラーで好みに合わせやすい
今回は「D色」という落ち着いた色味を選びましたが、ラシッサDはカラーバリエーションが豊富。ナチュラル、ヴィンテージ風、シンプルなど、お部屋の雰囲気にぴったりの一枚が見つかります。
③ 木の風合いがやさしく、空間が明るくなる
本物の木のような質感を感じさせるデザインで、空間全体に温かみを与えてくれます。特に和室を洋風にリフォームする際にも違和感なくマッチします。
📸 施工写真はこちら!
施工中と仕上げ直前の様子を写真でご紹介します。
▶️ 床貼り前の写真

▶️ 仕上げ直前の写真(ここから最後の一枚が慎重にすり合わせしていきます)

どちらも大工の丁寧な仕事ぶりが伝わると思います!
✨ 見えないところこそ、コツコツと
国松工務店では、「見た目」だけでなく構造や下地など“見えない部分”を大切にしています。今回も、水平の微調整から仕上げの細部まで、大工さんの技、職人の手で丁寧に仕上げました。
フローリングの張り替えやリフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!