今回は、茂原市のM様邸の外構工事についてご紹介します。
既に建物が完成しているお宅で、隣地境界に沿ったブロック塀の設置工事をしています。
外構工事は、家づくりの最後を締めくくる大切な仕上げです。
見た目はもちろん、使い勝手や将来のメンテナンス性も考慮しながら進めていきます。
【外構工事の流れ】5つのポイントをご紹介
今回は、実際の施工をもとに外構工事の流れの中で大切にしている5つのポイントをご紹介します。
① 砕石を一時保管
もともと敷地内に敷かれていた砕石は、土と混ざらないよう土のう袋に丁寧に取り分けて保管します。
無駄にせず、再利用できるものはきちんと使う。そうしたちょっとした作業が、全体の品質やコストにもつながってきます。
② 防草シートをはがし、掘削
地面には以前施工させていただいた防草シートがありましたので、これをしっかり剥がしてから掘削します。
こうした前の工事の影響も考慮しながら進めるのが、外構工事ならではの難しさと工夫どころです。
③ 狭小敷地での作業は、段取りがカギ
今回は敷地に余裕が少ない場所での工事でしたので、掘削で出た残土はブルーシートの上に一時的に集め、まわりを汚さないよう配慮しています。
あらかじめお施主様と隣地の地主様に敷地に立ち入らせていただくご了解を昨年からとっていたおかげで残土、資材、工具等も仮置き出来ます
早い段階からの段取りを意識することで、スムーズな進行が可能になります。
④ 基礎の型枠・鉄筋組み
ブロックを積む前に、基礎の型枠と鉄筋を組んでコンクリートを流し込む工程があります。
この工程がしっかりしていないと、後々の強度や耐久性に影響が出てしまいます。
⑤ 最後はブロック積み
基礎がしっかりと固まったのを確認してから、ブロックを積んでいきます。
今回のように隣地境界線に沿った塀は、仕上がりの美しさと、まっすぐさにも気を配ります。