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いすみ市、勝浦市、「サッシの塩害対策」

いすみ市、勝浦市、「サッシの塩害対策」

結論

🌊 海の近くで暮らす場合、サッシは最も塩害を受けやすい部分です。定期的な真水での洗浄や適切なメンテナンスを行うことで、サッシの寿命を延ばし、安心して快適に暮らせます。


こんにちは、千葉県いすみ市で木造住宅の設計施工をしている有限会社国松工務店の山岸です。「くにまちゅぶろぐ」をご覧いただきありがとうございます。今回は いすみ市のサッシ塩害工事 の事例と、これから家づくりを検討されている方に向けた「サッシの塩害対策」についてわかりやすくご紹介します。


🏡 今回の施工事例:いすみ市のサッシ工事

今回ご相談いただいたのは、海が目の前に広がるいすみ市のお宅。サッシの内部が錆びてしまい、窓が閉まらなくなっていました。分解してみると、部品が錆でボロボロに…。しかも、その部品はすでに生産中止。そこで今回は、既存のサッシ枠の中に新しいサッシを組み込む工法を採用しました。

この工法のメリットは、外壁を壊さずに工事ができるため、雨水の侵入を防ぎやすい点です。デメリットとしてはサッシの開口が一回り小さくなってしまいますが、防水性を最優先にした結果、安心して長く使えるサッシに生まれ変わりました。


🌊 1. いすみ市・勝浦市などの海に近い地域の特徴

いすみ市、勝浦市、御宿町などは太平洋に面しており、潮風が強く吹き込むエリアです。特に台風や海が荒れた時は塩分を多く含んだ風が建物に直撃し、サッシや金属部分にダメージを与えます。茂原市や大多喜町など少し内陸の地域でも、場所によっては塩害の影響を受けることがあります。

👉 いすみ市、大多喜町、茂原市、勝浦市、御宿町で新築を検討される方は塩害対策でチェックしてください。


📏 2. 塩害対策が必要な距離の目安

一般的に海から500m以内は「重塩害地域」と呼ばれ、塩害のリスクが非常に高いです。1kmを超えるとリスクは下がりますが、強風時にはさらに奥まで塩が飛んできます。そのため「内陸だから大丈夫」とは言い切れません。塩害は距離だけでなく、風向きや地形によっても変わります。


🛠️ 3. 塩害が考えられるときの対策

塩害対策で一番手軽で効果的なのは「真水で流すこと」です。台風の後や海が荒れた日には、サッシや金物に付着した塩分を水道水で洗い流すと劣化を大幅に遅らせられます。ここで注意したいのは、建物内に水が入らないことを確認してから行うこと。外壁やサッシ周りを点検してから水を流すようにしましょう。

👉 いすみ市、大多喜町、茂原市、勝浦市、御宿町で新築を検討される方は塩害対策でチェックしてください。


☔ 4. 雨がかからないところほど塩害がひどい

不思議なことに、屋根や壁のように雨が当たる部分は、自然に真水で塩分が流されるため錆びにくい傾向があります。逆に、軒下や窓の枠まわりなど雨が当たりにくい部分ほど塩害が進行しやすいのです。実際、今回の現場でもサッシの内部がひどく錆びていました。


✅ 5. 塩害対策の具体的方法

  • 🚿 真水での洗浄:特に台風後は必須です。
  • 🧴 シリコンスプレーの活用:金属部分の潤滑に有効。CRC556はプラスチック部分を傷める可能性があるので注意。
  • 🔑 鍵穴にはパウダースプレー:液体タイプは内部を固めてしまうことがあるため、粉タイプがおすすめです。
  • 🔍 定期点検:年に1〜2回はサッシや外壁を点検して、早めに補修を行いましょう。

🧲 6. SUS(ステンレス)を使うときの注意点

塩害に強い素材として「ステンレス(SUS)」が知られていますが、万能ではありません。塩分が付着したままだと、ステンレスでも錆が発生します。そのため「ステンレスだから大丈夫」と油断せず、やはり定期的に真水での洗浄を心がけることが重要です。


📝 まとめ

海の近くに家を建てるとき、サッシは塩害の影響を強く受けます。しかし、定期的な洗浄や正しいメンテナンスで寿命を大きく延ばすことが可能です。国松工務店では「高断熱・高気密」の住宅だけでなく、地域特有の気候に合わせた長持ちする家づくりを大切にしています。塩害対策もそのひとつ。安心して快適に暮らせる住まいをご提案しています。

👉 いすみ市、大多喜町、茂原市、勝浦市、御宿町で新築を検討される方は塩害対策でチェックしてください。

塩害でお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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