西玄関間取りは、日当たりや生活音、玄関周りの湿気対策など、さまざまなメリットとデメリットがあります。
これからマイホームを建てる際に、西玄関にするか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、西玄関間取りのメリットとデメリット、そして選び方のポイントを解説することで、安心して家づくりを進められるようにサポートします。
西玄関の間取りのメリット
西玄関の間取りは、南側に日差しが当たりやすく、生活音が漏れにくい、玄関や玄関周りのじめじめを防げるなど、多くのメリットがあります。
1:南側に日差しが当たりやすい
西玄関の間取りは、南側にリビングやキッチンなどの生活スペースを配置しやすいというメリットがあります。
そのため、日差しがたっぷり入り、明るく開放的な空間を実現できます。
また、西日が強い時間帯でも、リビングに直接日が差し込むのを防ぐことができるため、家具やインテリアの日焼けを防いだり、夏の光熱費を抑えたりできます。
中庭のある住宅を検討している方にも、西玄関はおすすめです。
中庭を南側に設置することで、ガーデニングやプール、洗濯干しなどに活用できます。
2:生活音が漏れにくい
西玄関は、生活音が外に漏れにくいというメリットがあります。
道路から離れた南側にリビングを配置したり、北側にお風呂などの生活スペースを設けたりすることで、生活の音漏れを気にせず、のびのびと過ごせます。
プライバシーの確保もしやすく、道路側に玄関を配置し、道路から離れた位置にリビングを配置することで、カーテンや窓を開けて開放的に暮らすことができます。
ただし、西側と南側、西側と北側が道路に接地する角地の場合は、道路からの視線をうまく遮る工夫が必要なケースもあるため注意が必要です。
3:玄関や玄関周りのじめじめを防げる
玄関には、傘や長靴など濡れたものを置く必要があるため、雨の日は湿気が溜まりやすいです。
西玄関は、玄関や玄関周りの湿気を防ぐ効果があります。
玄関に風通しをよくすることで、湿気を軽減できます。
また、玄関周りの床材に、吸水性や通気性の良い素材を選ぶことも効果的です。
西玄関の間取りのデメリットとは
西玄関の間取りには、西日が強い、冬は寒くなる、玄関周りの温度差が大きくなるなど、いくつかのデメリットもあります。
1:西日が強い
西玄関は、午後に強い西日が差し込みます。
夏場は、リビングや寝室に西日が直接差し込み、暑さを感じたり、家具やインテリアの日焼けの原因になったりすることもあります。
対策としては、遮光カーテンやブラインド、シェードなどを設置したり、植栽で日差しを遮ったりするなどの工夫が必要です。
2:冬は寒くなる
西玄関は、冬場に寒さが厳しい場合があります。
玄関から冷たい空気が入ってきて、室温が下がってしまうためです。
対策としては、玄関ドアに断熱材を貼ったり、玄関に暖房器具を設置したりするなどの工夫が必要です。
3:玄関周りの温度差が大きくなる
西玄関は、玄関と室内との温度差が大きくなる場合があります。
夏場は、玄関が熱気を帯びてしまい、室内との温度差が大きくなってしまいます。
冬場は、玄関が冷え込み、室内との温度差が大きくなってしまいます。
対策としては、玄関に断熱材を貼ったり、玄関に冷暖房器具を設置したりするなどの工夫が必要です。
まとめ
西玄関間取りは、南側に日差しが当たりやすく、生活音が漏れにくい、玄関や玄関周りのじめじめを防げるなどのメリットがあります。
一方で、西日が強い、冬は寒くなる、玄関周りの温度差が大きくなるなどのデメリットもあります。
西玄関の間取りにするか迷っている方は、メリットとデメリットを比較検討し、自分のライフスタイルに合った間取りを選ぶようにしましょう。
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