2022年1月22日

注文住宅の手付金が払えない！対応策はあるのか？

「注文住宅の手付金が払えない」
「なにか対応策はあるのかな」
いすみ市・茂原市周辺でこのようにお悩みの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、注文住宅の手付金が払えない方に、対応策をご紹介します。

□なぜ手付金を支払う必要があるのか？

スーパーやコンビニで買い物をするときには、手付金のように商品の引き渡しよりも先に支払うことはありません。
物件の引き渡しよりも早い段階で支払う手付金には、理由があるのです。

不動産の取引をする際には、先に挙げたコンビニやスーパーでの例のようにはいかず、契約をするときに金銭と家の鍵を引き替えるだけで取引が完了するわけではありません。
家の建設や明け渡す準備、不動産登記の手続きなど、たくさんの準備が必要です。
そのため、契約が成立してから実際に物件を引き渡すまで、タイムラグが生じます。

このとき、手付金という制度がないと、買い手側は「もっと良い物件が見つかってしまった」、売り手側は「もっと高く買ってくれる取引相手が見つかった」などの事態が発生し、自由に契約をキャンセルできてしまいます。

「いつ契約をキャンセルされるかわからない」と考えていると、お互いに安心して取引ができません。
こういった事態を防ぐために、手付金を支払う必要があります。

□手付金を払えないときの対応策とは？

＊手付金の減額交渉をする

手付金の金額に上限はありますが、下限は特に決められているわけではありません。
そのため、売り手側に購入意思が高いことが伝われば、ある程度手付金の値下げに応じてもらえる可能性があります。

もちろん、先に説明したように手付金には安心して取引をするために大切な役割があります。
そのため、大幅な減額は避けるようにしましょう。
よく話し合って、慎重に交渉を行うことが大切です。

＊親戚などから一時的に現金を借りる

手付金を支払うときには、まとまった現金が必要です。
そのため、一時的に両親や親戚などから借用するといった手段もあります。
たとえ親子間であっても、トラブルを防止するために借用書を交わしておくとよいでしょう。

特に、110万円を超える金銭の貸し借りがある場合は、親子の間柄でも利子を払わなければ「贈与」とみなされる場合があります。
贈与税を支払う対象となる可能性があるので注意しましょう。

＊カードローンなどで借入をするのは注意

手付金のために一時的にカードローンなどで借入をすると、住宅ローンの本審査で不利になるケースがあります。
本審査の審査項目には、そのほかにどんなローンを利用しているかも確認されるため、事前審査が通っても融資が認められなくなる場合があります。

□まとめ

今回は、注文住宅の手付金が払えない方に、対応策をご紹介しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
当社では注文住宅に関するご相談を受け付けております。
注文住宅に関してなにかお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。