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2024年8月4日

耐震等級の違いをわかりやすく解説!地震に強い家はどれ?等級別メリットも紹介

 

マイホーム購入を検討しているけど、地震に強い家ってどんな家だろう。そう思っている方も多いのではないでしょうか。

地震はいつ起こるか予測できないだけに、不安は尽きません。

そこで今回は、地震に強い家づくりのために知っておきたい「耐震等級」について解説していきます。

耐震等級の違いがわかれば、地震に強い家選びの判断材料になります。

ぜひ最後まで読んで、地震に強いマイホームを実現しましょう。

□耐震等級とは?3段階の違いを解説

耐震等級とは、住宅の耐震性能を表す指標です。

住宅の品質確保に関する法律(品確法)で定められており、1~3の数字で表されます。

数字が大きくなるほど耐震性能が高く、地震に強い家と言えるでしょう。

それぞれの等級の特徴やメリット、デメリットを理解することで、最適な耐震等級を選択することができます。

1: 耐震等級1

耐震等級1は、建築基準法で定められた最低ラインの耐震等級です。

震度6強~7の地震に耐えられる性能を備えています。

ただし、損傷や倒壊は避けられるものの、柱や梁などの主要構造部分に大きなダメージを受ける可能性があります。

そのため、耐震等級1だけで安心できるわけではありません。

2: 耐震等級2

耐震等級2は、耐震等級1に比べて1.25倍の耐震性能を有しています。

震度6強~7の地震でも、一定の補修で住み続けられるレベルです。

災害時の避難場所に指定されている建物では、耐震等級2以上が求められます。

3: 耐震等級3

耐震等級3は、耐震等級1に比べて1.5倍の耐震性能を有しています。

阪神淡路大震災や東日本大震災のような大きな地震にも耐えられるレベルです。

地震保険の割引や住宅ローン金利の優遇などのメリットもあります。

 

□地震で倒壊しやすい家とは?

地震で住宅が倒壊する原因は、大きく分けて2つあります。

1: 耐力壁の不足

耐力壁とは、地震の力を支える壁のことです。

耐力壁が不足していると、地震の際に建物が大きく揺れてしまい、倒壊するリスクが高まります。

2: 耐力壁の配置バランスが悪い

耐力壁の量が十分でも、配置バランスが悪いと、地震の際に建物が偏って揺れてしまい、倒壊するリスクが高まります。

耐震等級3の家は、耐力壁の量と配置バランスが適切に設計されているため、地震に強いと言えるのです。

 

□まとめ

耐震等級は、住宅の耐震性能を表す重要な指標です。

耐震等級1は最低ラインの耐震性能で、耐震等級3は最も高い耐震性能です。

地震に強い家を建てるためには、耐震等級3がおすすめです。

耐震等級3の家は、地震保険の割引や住宅ローン金利の優遇などのメリットもあります。

家づくりを検討する際は、耐震等級についてしっかりと理解し、最適な等級を選択しましょう。

 

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