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2022年4月30日
省エネ住宅かどうかってどうやって判断する?建築構造から紹介!
「省エネ住宅かどうか分からない」
省エネ住宅にすることは家計においても、エアコンの費用を抑えられるメリットがあります。
しかし、実際に省エネ住宅という言葉は曖昧ですよね。
そこで今回は、省エネ住宅に関する基準や省エネな建築構造について紹介します。
□省エネ住宅に関する基準について
まずベースになるものとして、住宅の省エネルギー基準があり、これを上回るものとして、低炭素建築物認定基準や住宅トップランナー基準があります。
そして目指すべき最終的な水準はZEHです。
これは外皮の断熱性能を大きく向上させ、効率的な設備によって室内環境の質を高めつつ、大幅な省エネを実現したものです。
その上で、再生可能エネルギーの導入により年間の1次エネルギー消費量の収支がゼロになることを目標とした住宅のことです。
□省エネな建築構造について
皆さんが日頃から意識する省エネとしては、電気をこまめに消したり、エアコンを工夫して使用したりといった工夫があるでしょう。
もちろんそういった心掛けも大切です。
しかし、そのような努力も住宅を建てる際に省エネルギーな建築構造にすることで、大きな効果が期待できます。
以下で、省エネルギーな建築向上について3つの特徴を紹介します。
1つ目は、断熱性が高い構造であることです。
省エネ住宅の基本として断熱性が高いことが挙げられます。
そこで重視したいのが窓やドアといった開口部です。
エアコンを付けた際に室外から入ってくる熱のうち約7割が開口部から侵入すると言われています。
窓の断熱性能を高めるには窓ガラスの形状とサッシの素材が大切になります。
サッシはプラスティック製や木製のものが良いとされ、部屋の雰囲気に合わせ選ぶと良いでしょう。
窓ガラスは2重になっているものがオススメです。
ドアは断熱材を使った断熱扉が良いでしょう。
扉の枠に気密材や断熱樹脂を使うなどし、熱や冷気の出入りを防ぐ工夫が施されているものもあります。
2つ目は、太陽からの熱の浸入を防ぐ構造です。
夏の室温上昇を防ぐには日差しを防ぐ工夫が大切ですので、ブラインドを窓の外側に設置すると良いでしょう。
また、窓の上に深いひさしやオーニングを付けるのもオススメです。
3つ目は、気密性が高い構造です。
外壁や屋根、床といった外気と触れ合うところに断熱材を使うことで、隙間がなくなり気密性が高まります。
室内外のエネルギーが室内外に出入りしないようにすることで、エアコンの効率も良くなるでしょう。
□まとめ
省エネ住宅に関する基準や省エネな建築構造について解説しました。
家庭の省エネを進めるためには日頃の工夫も必要ですが、住宅そのものを省エネにすることで大きな効果が期待できます。
いすみ市・茂原市・御宿町周辺で省エネ住宅をお考えの方はぜひ当社までご相談ください。